呉西地区交通まちづくり市民会議

2019年度第三回交通まちづくり公開講座

金山氏の講演

2019年度第三回交通まちづくり公開講座を2020年2月22日(土)、ウイング・ウイング高岡で開催しました。富山大学都市デザイン学部都市・交通デザイン学科教授の金山洋一氏が、「都市の装置としての地方鉄道の活性化」と題して、講演しました。

上下分離方式など最新の鉄道経営手法や技術面に詳しい金山教授は、富山ライトレールが転入人口増加、高齢者の健康増進、中心市街地活性化などに大きな役割を果たしていることを紹介。鉄道が都市に与える社会経済効果、鉄道が都市・地域・住民に役立つための要件などについて、解説しました。

さらに鉄道事業には、公共インフラである路線を長期的に維持する公的機関と、輸送サービスによって収益を求める民間事業者の二つの側面があり、それぞれを行政と民間で担う上下分離方式では、いかに双方でリスクをうまく分担しながら持続可能な運営を行っていくか、が重要であるとして、その考え方について説明しました。

講 演 

・演題  「都市の装置としての地方鉄道の活性化」
・講師 金山洋一 氏(富山大学都市デザイン学部都市・交通デザイン学科教授、富山大学東京丸の内地方鉄軌道等再生支援センター長)

※クリックすると、資料(PDF)、録画(MP4)がご覧になれます。動画閲覧は、Google Chrome 、Safariがお薦めです。

【金山洋一氏講演】 プロフィール   資料

【ポスター】 【チラシ】 クリックすると、PDF版がダウンロードできます。

※【2019年度公開講座報告書はこちら】全講座の内容を文字起こししてあります。(PDF版)