呉西地区交通まちづくり市民会議

公開講座「LRTによる公共交通の活性化編」

 2回シリーズで地域交通の未来を考える交通まちづくり公開講座「地域モビリティとLRTを考える」の第2回「LRTによる公共交通の活性化編」を2021年2月7日(日)、福野文化創造センターヘリオス・アートスペースで開催しました。

講座チラシ

 富山大学都市デザイン学部教授の本田豊氏が「さまざまなLRTのかたち」と題して、LRT(次世代型路面電車)の定義や国内外のLRTについて解説しました。
 全国バスマップサミット実行委員会事務局、NPO法人ふくい路面電車とまちづくりの会理事の松原光也氏が「公共交通の再評価と福井のLRT ~城端線LRT化に向けて~」と題して講演。路面電車と鉄道が相互乗り入れする福井のLRTを紹介したうえで、城端・氷見線のLRT化についての実現可能な私案も明らかにしました。

 本田氏は、「世界各国のLRTには低床車両だけでなく、従来型の高床車両や鉄道との相互乗り入れなどさまざまな形がある」としたうえで、「過度な自動車社会の反省から、持続可能なまちづくりを目指す明確なビジョンを持って、各地で導入が進められている」と述べました。

 松原氏は、京福電鉄(現・えちぜん鉄道)が2度の大事故で2年間、運行を停止したことが“負の社会実験”として住民に鉄道の重要性を認識させ、福井鉄道との相互乗り入れや福井駅前広場への路線延伸に結びついたことを詳しく説明。フィーダーバスやパークアンドライド駐車場の整備などで利用者を大幅に増やし、中心市街地活性化にもつながっていると話しました。

 城端線・氷見線のLRT化についても、駅新設、ダイヤのパターン化、コミュニティバスとの接続強化、高性能車両導入などで利便性を向上すれば、投資に見合う十分な経済効果をあげられるなどと訴えました。

 交通まちづくり公開講座としては初めて、YouTubeによるネット配信も行い、合わせて100人が受講しました。

※クリックすると、資料(PDF)、録画(MP4)がご覧になれます。動画閲覧は、Google Chrome 、Safariがお薦めです。

 【本田氏解説】  プロフィールPPT資料    【松原氏講演】  プロフィールPPT資料
  

主 催:南砺の城端線を活かす会
共 催:呉西地区交通まちづくり市民会議   お問い合わせ:Tel 090-6273-3195

【チラシ】 クリックすると、PDF版がダウンロードできます。