城端・氷見線LRT化を考えるアイデアソン試行開催
付箋に書いた意見を模造紙に張る参加者ら
呉西地区交通まちづくり市民会議は本年度、城端・氷見線LRT化について、住民の皆さんなどと意見交換するアイデアソンをシリーズで行うことにしています。
アイデアソンとは、アイデアとマラソンを合わせた造語で、特定のテーマに多様なメンバーが集まって、新たなアイデア創出などを行うイベントです。
第1回は試行開催として、5月23日に福野文化創造センターヘリオスで、富山大学の学生や市民会議関係者らおよそ20人がら参加して、アイデアソンのやり方などを学びました。
最初に市民会議顧問で富山大学都市デザイン学部の本田豊教授が「これまで公開講座などの開催を続けてきたが、そろそろ実践活動を行う時期に来ている。コロナ禍でJR西日本の経営状況が急速に悪化しており、残された時間は意外に少ない」などと話しました。
交わされた意見を発表するグループ代表ら
さらに、県内の人口減少が予想以上に加速していることを指摘。沿線住民がこの問題を自らのことととらえ、行政や議会を動かしていかなければならない、と訴えました。
このあと、3班に分かれ、「串」と「団子」をテーマに、城端・氷見線活性化のアイデアなどについて、実際に意見交換し、その結果を発表するなどしました。
【お知らせ】
呉西地区交通まちづくり市民会議では、市民の皆さんに関心を高めてもらうため、職場や地域などに出掛けての出張アイデアソンを開催することにしています。 講師派遣のあっせんなどもできますので、気軽にご希望をお寄せください。
※【チラシ】 クリックすると、アイデアソンのチラシ(PDF版)がダウンロードできます。